今回は、「カヌレがまずい、美味しさがわからない」と言われている主な理由をご紹介していきます。
私はカヌレが大好きなので、このようなイメージが広がっているのはとても悲しいです・・
「美味しくない」というイメージだけで食べるのを避けるのはあまりにも残念ですので、
この機会に、カヌレの特徴や美味しい食べ方を知り、カヌレを楽しむきっかけにしていただければ嬉しいです^^
カヌレはまずい、ゴムみたい、美味しさがわからないと思う理由は?
洋酒やバニラが苦手
他にはない、カヌレ独特の味わいを生み出しているのは、ラム酒とバニラです。
バニラ味がそこまで毛嫌いされることはあまり想像できませんので、主に問題となるのはラム酒の風味だと思います。
洋酒の効いたパウンドケーキやブランデー入りのチョコレートなど、洋酒の風味が苦手な場合は、カヌレの美味しさがわからないかもしれません。

その他のカヌレの材料は牛乳、小麦粉、卵、グラニュー糖、バターなど、他の洋菓子でも使用されるような材料がメインとなっており、
プリンやクレープ、カスタードクリームに近い味わいだと例えられることも多いです。
表面が黒っぽいのは、焼成時にグラニュー糖がカラメル化したものです。
(カヌレ型に塗ったバターが焦げた色でもあります。)
このためほろ苦さも感じられ、どちらかと言えば大人な味わいのスイーツだと思います。
食感が苦手
カヌレの食感はかなり独特で、他の食材で例えることが難しい食感です。
外側の黒く焼き目のついた部分はカリッと硬めで、同時にモチっとした食感も感じられます。
内側は柔らかくもっちりとした食感で、この部分の食感が好みの分かれるポイントだと思います。

もっちりと表現したものの、この表現はかなり難しいです。
しっとり感が強いので、単にもっちりと言うよりは、”ねっちり”や”むっちり”といった
ちょっと煮え切らないような表現の方が合っていると感じます。
この内側と外側の食感の違いがカヌレの魅力の1つですが、独特過ぎる食感が苦手だと感じる方が多いのも事実です。
もちもちとした食感が苦手な方の場合、美味しさがわからないかもしれません。
ハズレを引いている
カヌレは当たりはずれの多いスイーツだと言われています。
作ることが難しいスイーツであることに加え、手間もかかります。
このため、あまり安い商品を購入してしまうと、ハズレを引く可能性が高くなるかもしれません。
一部のまずいカヌレを食べて、カヌレはどれもまずい!と言うのはもったいないです^^;
私はいつもパン屋さんで購入するのですが、カヌレは何度もリピートするほど好きなので、
「カヌレがまずい」といった評判が多いことに正直驚きました・・・
ちゃんとしたパン屋さんに並んでいるカヌレは、当たりの可能性が高いと思いますので、おすすめです!

パン屋さんが近くにない方は、通販で評価の高いカヌレをお取り寄せしてみるのもアリだと思います!
本当に美味しいカヌレは、低評価がかなり少なく、美味しいと感じる人がほとんどです。
以下の記事では、購入者の口コミも合わせてご紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね^^
カヌレの美味しい食べ方、温め方は?リベイクが良い?
カヌレを最大限美味しく食べるのは、食べる前の準備も大切です。
「昨日買ったカヌレを今から食べよう。」
となった時、カヌレ本来の食感や風味が失われている可能性がありますので、
そのままの状態で食べてしまうと、「美味しくない、微妙。」と残念なことになるかもしれません。
「ゴムみたいな食感」とは言い過ぎですが、それに近いと感じてしまうことにも頷けます・・
カヌレを美味しく食べるには、レンジで温めたりトースターでリベイクしてから食べるのが王道です!
手軽なのは電子レンジで、30秒~1分くらいで温まります。
カヌレ特有の表面のカリッと硬めの食感は弱く、しっとりモチモチとした食感が際立つ温め方になります。
温めることで、バターやバニラ、ラム酒の風味もしっかりと感じられるようになります!

個人的におすすめしたいのはトースターでのリベイクです。
3~5分程度温めれば、カヌレ本来の外側のカリッとした食感と、中のモチっとした食感が楽しめます!
レンジでの温め方と同様、バターやバニラ、ラム酒の風味もしっかりと感じられるようになります。

またちょっと意外かもしれませんが、トースターでリベイク後、冷蔵庫で10分程度冷やす方法もおすすめです。
冷やすことで生地が引き締まり、中身のしっとり感をより強く感じることができます!
ご自身に合った美味しい食べ方、温め方を試してみてくださいね^^
■最後に
以上、「カヌレがまずい、美味しさがわからない」と言われている主な理由や、美味しい食べ方についてご説明しました。
カヌレを楽しむためのきっかけになれば幸いです^^
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