マドレーヌとマフィンの違いは？形や食感、風味について解説！

今回は、混同してしまいがちな洋菓子、マドレーヌとマフィンの違いを解説していきます。

以下の違いについてご紹介していきますので、マドレーヌとマフィンをより深く知るきっかけにしていただければ幸いです！

●形の違い
●食感の違い
●風味の違い

マドレーヌとマフィンの違いは？

形の違い

●マドレーヌ
貝殻のように表面がデコボコとした形が基本の形状になります。

この貝殻は、ホタテ貝がイメージされていると言われています。

●マフィン
円筒型に近い形となりますが、焼き上げる際に膨らむことで、下の写真のようにキノコのような形のものも多いです。

食感の違い

どちらも表面はさっくり、中はふわっとしていますが、作り方や材料の違いにより食感にもそれぞれ特徴があります。

大きく異なるのは以下の２点です。

①.バターの使い方
マドレーヌ：溶かしたバターをそのまま使用する
マフィン：溶かしたバターをクリーム状に練って使用する

クリーム状に練って使用することで、焼き上がりの生地に空気が含まれやすくなり、ふんわりとした食感をより感じやすくなります。


②.牛乳の有無
マドレーヌ：牛乳なし
マフィン：牛乳あり

牛乳を使用することによる効果は、ふんわりと膨らんだ形状を維持しやすくなることです。


以上のことからそれぞれの特徴をまとめると、次のようになります。

・マドレーヌ
マフィンよりはふんわり感は弱めだが、生地の密度は高くなるのでしっとり感もある。

・マフィン
ふんわり感が強い。生地の密度は低くなるのでホロっとほどけるような食感になる。

風味の違い

プレーンのマドレーヌ、マフィン場合は、材料に大きな違いが無いことから、風味にもそれほど大きな違いはありません。

ただし、プレーン以外の味の付け方は大きく異なります。

●マドレーヌ
レモンなど、シトラス系の皮で香り付けをしたものが定番です。

爽やかな風味を楽しむことができます！

●マフィン
チョコチップやドライフルーツ、ナッツなどとの組み合わせが定番です。

また、チーズやベーコン、トマト、ポテトなどデザートではなく食事系のアレンジも人気があります！

マドレーヌよりも楽しみ方が多いと言えるでしょう。

■最後に
以上、マドレーヌとマフィンの違いについて解説しました。

それぞれに特徴があることをお分かり頂けたと思います！

より興味を深めるきっかけになれば幸いです＾＾