アイシングクッキーとは?味はまずい?体に悪い?様々な疑問を解説!

今回は、アイシングクッキーに関する様々な疑問を解説していきます。

そもそもアイシングクッキーとはどのようなお菓子なのか?ということをはじめ、味や健康に関する情報をお伝えしていきます。

特に、アイシングクッキーに対して良くないイメージを持っている方に読んでいただきたいです!

アイシングクッキーとは?名前の由来は?

アイシング(icing)とは、英語で”砂糖衣がけ”の意味で、

焼き菓子を覆うことに使用する甘いペース状のもの(砂糖と卵白などを混ぜ合わせて作る)を指します。

レモンケーキやバウムクーヘンに使用されているのを食べたことはありませんか?

表面に薄くコーティングされていて、噛むとサクッとした食感のするアレです。

出典:https://item.rakuten.co.jp/sucreyshop/fr07101f/
出典:https://item.rakuten.co.jp/minamitei/yawaraka_s/


アイシングクッキーについても同じで、焼いたクッキーの上からアイシングをコーティングして作っています。

ただ、特徴的なのは色がカラフルであることです。


クッキーにアイシングをしている理由は、美味しくするためというよりかは、見た目を可愛くすることが最も大きな理由だと思います。

色付けをすることで、様々なキャラクターを再現することにも便利なのです^^

(見た目が派手なので「食べれるの?」と思ってしまう方もいるようですが、れっきとした食べ物です!食べれます!)

そして、これらのアイシングクッキーが活躍する場面は、大きく分けて以下の2つです。

●ケーキなどのデコレーションに使用する時
シンプルなケーキでも、アイシングクッキーでデコレーションすると、華やかで可愛いケーキへと簡単に仕上げることができます!

出典:https://item.rakuten.co.jp/rstyle-2021/snowman-1/


●メッセージを添えたい時
アイシングを細く絞ることで、クッキー自体にメッセージを添えることができます。

「誕生日おめでとう」
「Happy Birthdy」
「ありがとうございます」

素敵なメッセージを添えてクッキーを渡すことができます!

出典:https://item.rakuten.co.jp/cookiemail/mc27-ic-fl-k-bg/

アイシングクッキーの味はまずいの?

アイシングクッキーについて調べていると、「味がまずい」といった内容をたびたび目にします。

この理由は、大きく分けて以下の2点になります。

●着色料を入れすぎているため
先ほどもご紹介したように、アイシングクッキーはカラフルで可愛い見た目が特徴のクッキーです。

このカラフルな色を出すために着色料を使用しますが、着色料の種類のよっては苦みのあるものもあります。

ですので、着色料を入れ過ぎるとクッキーの味に苦みがプラスされてしまい、まずくなる可能性があるのです。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B077SDPHMJ

■すべてのアイシングクッキーがまずいわけではない!!

まずくなってしまっているのは、主に素人が手作りしたアイシングクッキーだと思います。
(着色料入れ過ぎのため)

お店や通販で売っているような商品は、美味しくなるように着色料の量もちゃんと考えられています。

ちなみに、楽天市場にて人気の高いアイシングクッキーの口コミを調査したところ、

「まずい」という検索キーワードで引っ掛かった口コミはゼロで、逆に美味しいという口コミが大半です。


●甘さが強いため
冒頭でご説明したように、アイシングとは”砂糖の衣がけ”ですので当然甘いです。

これがクッキーの甘さにプラスされるので、普通のクッキーより甘くなる傾向があります。

甘いものが苦手な方にとってはまずいと感じる可能性もあります。

■すべてのアイシングクッキーが甘すぎるわけではない!!

着色料と同じような話になってしまいますが、お店や通販で売っている商品は、

甘さが強くなり過ぎないように作られていると思います。

口コミを調査すると、「甘いからたくさんは食べられない」といった内容は見られますが

「甘すぎて食べられない!」という口コミはほぼありません。


以上が、アイシングクッキーがまずいと言われる主な理由です。

見た目が可愛いくて美味しいアイシングクッキーがたくさんあるにも関わらず、まずいという印象が広まっていることは残念です…

■通販で買えるアイシングクッキーのおすすめをまとめています!
>> 大量で安い商品や乗り物、花の形のアイシングクッキー
>> 数字・アルファベットのアイシングクッキー

アイシングクッキーは体に悪い?

アイシングクッキーが体に悪いと言われる理由は、色を付けるために着色料を使用するためです。

ですが、本当に健康被害を与えるほどの着色料が使用されているのでしょうか?

結果から言いますと、

内閣府が公開している着色料の一日摂取許容量体重15kgの子供の場合は60mg)と

アイシングクッキーに含まれる着色料(1枚当たりで推測すると1mg以下)を考えると、

アイシングクッキーを数枚食べた程度で健康被害が出る可能性は極めて低いということが分かります。

(※)参考資料
内閣府、食品安全委員会
欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としての食用赤色102号(E 124)の再評価に関する科学的意見書を公表

具体的な確認

(※以下はちょっとややこしいので、興味のある方はご覧ください)

家庭用でよく使用されている下の写真の食用色素を例に考えてみましょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/profoods/10001865/


こちらの商品の成分構成は以下です。

・食用赤色 102号(着色料):15%
・デキストリン(デンプン):85%

(※)デキストリンはデンプンから作られるもので、添加物でもなく一般的な食品です。


次に着色料の一日摂取許容量についてです。

内閣府が公開している情報によると、食用赤色102号の一日摂取許容量は0~4mg/kgとなっています。

仮に体重15kgの子供の場合で考えると、許容量は0~60mgとなるので、一日60mgまでであれば害はないと解釈できます。


最後に確認するのは、アイシングクッキーに使用される着色料の量です。

レシピを確認すればすぐに分かりますが、着色料を入れる量は”少々”となっているものがほとんどです。

少々とは小さじ1/8くらいの量です。

今回例に出している赤色色素は小さじ1杯で100mgですので、小さじ1/8だと12.5mgとなります。

そして、赤色色素に含まれる着色料は15%でしたので、実質含まれる着色料は

12.5×0.15で1.9mg程度となります。

さらに、この量はクッキー1枚に対して使用する量ではなく、数十枚のクッキーに対して使用する量なので、1枚当たりで考えると1mg以下であると推測できます

体重15kgの子供の一日許容量は60mgでしたので、アイシングクッキーを数枚食べる程度であれば問題ないことが分かります。


■最後に
以上、アイシングクッキーに関する様々な情報をお伝えしました。

「そんなに悪いものではないな」と思って頂けたなら嬉しいです!

ケーキのデコレーションなどにとても人気ですので、ぜひ使ってみてくださいね^^

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